きみはいい子
長女が紹介してくれた映画
プロモーションビデオを少し見せてくれた。
「抱きしめられたい、子供だって大人だって」
というサブタイトル
お正月2日にはプチ家出もした。
何かサインは色々出していた。
その映画を紹介された時にそうか、そういうことかと思った。
一番下が3年生双子で長男はまだ中1
中1の男の子はまだまだ幼い
この3人は同レベルでとても手がかかる
知らない間に甘えられない環境、我慢しないといけない状況になっていたんだと思います。
双子は末っ子達らしく、素直に甘え、スキンシップも過剰な程に濃い(笑)
お父さんとの面会交流の日も下3人は素直にねだって甘えてちゃっかりしてる。
そして、関係性をシビアに冷静にみてうまく利用しているたくましさもある。
自分には出来ない事を無邪気にやってのける弟妹が羨ましく腹立たしいそんな気持ちなんじゃないのかなと。
実際、面会交流の日はとても機嫌が悪い。
父親、父性を求めてるのだけど、求めることのできる相手は本当の父親ではないと諦めている。
私にも甘えられない、受験も不安という思いがごちゃ混ぜになって、押しつぶされそうになる心を必死に守ることで精一杯だったんだと思った。
そして、その不安感苛立ちはどこから来るのか。
やはり甘えることの出来る安心出来る心安らぐ場所が彼女にはなかったのだ。
不器用に必死で愛を乞う彼女がなんだかとても愛おしくなりギュッと抱きしめてほっぺたにチュっとした。
正直嫌がるかな、全身で否定されるかなと思ったのに何だか嬉しそう。
小さい時の無邪気な顔に戻った。
ハグって本当に大事だ
なんだかんだ言ってもスキンシップって大事
それだけで、理屈抜きに心の中心が温まる。
頭では分かっていたけど、知らず知らず、お姉ちゃんと言うことで後回しになってたのね…
この映画は虐待される子、ネグレスト、過干渉、学級崩壊、色々な問題を題材に描かれている映画です。
でもやはり、最後はみんな愛し、愛されたい
それだけなんだと思う。
当たり前すぎて気づけないこと、色んな思いが交錯して、気づいてても出来ないこと。
人って複雑
でも求めてることは本当にシンプルなんだと思う。
長女の遅すぎる反抗期と共にハグとチューな毎日は続けようと思ってます。
逆にこっちも癒されて。
ますます長女が愛おしく感じてます。
長女の不安感をモラ夫のせいにして逃げて、忙しさのせいにしていたのは私でした。
次回はモラハラ夫と娘の関係性について書こうと思います。
どんな環境にも負けない、乗り越えられる愛は必ずあるはずだと思うのです。
日々、色々な事に気付ける柔らかい心の私でいたいと思うのでした。