待望の妊娠
大阪に住むようになって大型犬との生活も始まり、最初はお世話で精一杯だったので、てんやわんわも気持ちは穏やかな日々だったかと思います
犬との生活が功を奏したのかまさかの自然妊娠
検査薬の陽性反応✨
生理が来ては一喜一憂していた気持ちからの解放
これであれこれ言われなくなると思うと嬉しいと同時に安堵しました
何も疑いもせず、次の検診に行きました
その時、先生の顔が一瞬曇った気がしました
胎嚢は確認出来ますがまだ胎芽が確認出来ないと
このままいけば流産になりますが、まだこれから見えてくるとこもあるので2週間後の検診までなるべく安静に過ごしましょうとのことでした
待望の妊娠、喜びから一気に突き落とされたました
でも望みがないわけじゃない
次の検診まで上がり下がりする気持ちに生きた心地がしませんでした…
2週間後
胎芽は育っておらず、けい留流産…
せっかく宿った命はお空に行ってしまいました
泣いて過ごすしかない毎日でした
胎児がそのまま残ってしまってるため、搔爬手術をすることに
手術なので家族の付き添いが必要でモラ夫が必然的に付き添いです
麻酔から覚めて気がついたらベッドにいました
子宮収縮の痛みと麻酔の副作用からの頭痛
喪失感が襲って来て泣いてしまいました
ベッドの横にはモラ夫
私が寝返りを打ったシーツの下は血が
モラ夫はそれを見て
薄ら笑いを浮かべ
「うわ!血や!」と
気持ち悪い物を見る目でのけぞりました
タイミング良く入って来た看護師さんに
「血、くらい出ます!」とこっぴどく叱られていましたが、私はショックで…
この時の事も絶対に忘れません
モラ夫は人の気持ちを思いやれない病気なのでしょうか