RakkoJA’s blog

子育て、お花、時々ワンコ 波瀾万丈明るい離婚の奇蹟(にしたい笑)

四女

今日、学校に行きたくないと双子妹が言い出した

涙をいっぱい溜めて何か言いたげだったので、ゆっくり話を聞きたかったし、そのまま休ませることに

 

双子妹、四女は学習障害です

 

保育園だったので、幼稚園とは違い、特にしっかり勉強するということはないので、保育園生活は何も困ったことはありませんでした(最近の保育園は勉強熱心な所も沢山あるようです)

小学校に上がり、ひらがな、足し算、初歩的な事からどんどん、つまずきはじめました

宿題もなかなかやろうとしないので最初はめちゃくちゃ怒ってました

「サボるな!」と

今から思えば可哀想なことをしてしまっていた私です…

ごめんよ四女

 

で、担任の先生が気付いて下さって、検査をしました

学習障害は認定されましたが、情緒の方では全く問題ない四女

支援級には入れません

でも本人はかなり困ってる

教室で分からないままどんどん進む授業に、出る事が苦痛になり始め、お腹が痛いとトイレに抜け出すことが多くなりました

このままでは二次障害が出てしまうという心配が出て来ました

 

四女は漢字をなかなか覚える事が出来ない、数の概念を捉える事が難しい

九九も苦手

一字一字を読み拾うので読みながらの意味の読解が難しいのです

目の使い方も上手ではなく板書が苦手でもありました

そこで学校の計らいで支援級に行き、算数とテストを読んでもらって解くということから始めました

 

やはり教室ではなく支援級の先生に個別で教えてもらうようになってからは安心感が出たのか学校にもちゃんと行けるようになりました。

しかし、集団学習の授業ではみるみる元気がなくなる四女で、その落差は歴然だったようです

それは先生の生涯で絶対に忘れる事の出来ない印象深い光景だと思いますとのちに教えてもらいました😅

 

その様子を見て、3年生の担任にやはり通級では限界があると言うことで支援級の入級を強く勧められました。

先生もそりゃあの落差を毎日、毎時間見りゃ何とかしてやりたいと必死だったんだと思います

ありがたい事です😢

かかりつけの小児科の先生のお力添えもあり診断書が出てこの秋から支援級に入級出来たのです

学習障害が発覚してから3年以上も経ってしまいました

 

順調に支援級で楽しく学校に通えてると思った矢先、急に学校に行きたくないと…

理由を聞くと4年生になり板書が上手になって来たという事でタブレットから板書に戻したことが彼女には負担だったと言うことでした

3年生の時は担任が独断で四女のためにタブレットをコッソリ職員室から借りてくれてて、それを校長、教頭も黙認してくれてました。

それで黒板を写真で写し、それをうつすと言うことをしていました

クラスのみんなもこの担任のお陰でとてもその事を理解してくれていて四女のことをズルいと言う子もいない、わからなかったら助けてくれるという四女にとって、とてもいい構図ができていました 

 

今の担任もすごくいい先生なので問題ないと思っていたのですが、四女の方が出来ないと言う事をまだ言えないという状況だったのだと思います

人と馴染むのに時間がかかるところが少しあります

特に大人の男の人

大人の男の人は怖いと言うイメージが最初からあるので、特に時間がかかります

 

先生は板書が上手になって来ていたのでそれを伸ばしたい、四女はそれに応えたい、頑張りたいという思いもあってか知らぬ間に限界が来て、しんどくなってしまったみたいでした。

その事を担任と支援級の担任に伝えて解決しようと私は四女に提案しました。

困ったこと、助けて欲しい事は言葉に出して伝えること

これは大人になっても生きていくために絶対に必要なスキルだと思っています

サボってたり、ずるい事してなかったら必ず人は助けてくれると(どうかそういう人に囲まれて生きて行って欲しいと願いも込めて)

出来ないこと、わからない事は恥ずかしい事ではないと

人には得意不得意があるのは当たり前

走るのが得意な子もいれば楽器が得意な子もいる

勉強は苦手でも手先は器用だったり

それぞれ好きな事も違う

ときにどんな得意な事が無くても生きているだけでママは嬉しいと言うこと、だって可愛いから可愛すぎるからってことをずっと伝えています笑

 

私と2人きりになって思いの丈を話すことが出来て安心した様子で

「ママといる時が一番楽しいし、嬉しい」としきりに言ってくれていました。

もう、この瞬間が超絶幸せです❤️

 

最近、ドラマ「私たちはどうかしている」を見てとても興味を持ち出した和菓子、特に上生菓子を作ってみたいと言うことで急遽、紙粘土で作る事にしました。

デザインも自分で考えて作る和菓子はとても素晴らしく、こういう才能を生かして楽しく生きて欲しいなと思っています

 

会社に一緒に通勤していて、ばぁば、叔父、叔母に褒めてもらい、上機嫌で過ごした帰りの車の中で、多分もっと本音が出て来ました

 

支援級の先生が冗談かも知れないけど、心ない言葉を言ったことを知りました

 

四女が問題がわからなくて固まってしまっていた時に同じ支援級の子に

 

「四女ちゃんがサボってるからサボったらあかんよーって注意してあげて」と言わせていた事です。

 

四女は決してサボっていた訳ではなく、わからなくて固まってしまったそうです

四女は真面目です

真面目さ故に出来ない自分がしんどくなってしまうのです

 

先生は冗談で言ったのかも知れないと四女が言い、それは学校に言わないでと言うのです

私は先生という仕事は冗談でも誰かを傷つける事になってしまうかも知れないので、言葉はじっくり考えて発しなければならないと考えている

もし、それを気づかないままだと、また同じように四女が傷つくことになるだろうし、他の誰かを傷つけてしまう事にもなりかねないと

だからママは校長先生か支援級の担任にそれを話して先生が気づかないことを知ってもらいたいし、解決したいから話すと言いました。

 

何回も関わる事があるから変な風に伝わったら嫌だと言っていましたが、そうならないようにママが全部責任を取るから任せとけーって言って説得しました

早速電話して、担任にも理解してもらい次からそのような事がないようにと仰っていただきました。

次の日は安心して学校に行けました

 

やはり四女にとって不安は大敵で不安を感じるとそれが大きく大きくなり、とても辛くなるようです

不安は経験を積む事で軽減されることも多くあるのであらゆる事を自由に経験してもらい、不安をちょっとでも減らし、決して過保護にはならず、でも私の存在自体がいざという時に安心感になっていれたらと思っています

親子でも信頼関係を築くって大事だと思います

信頼と安心感ですね

せっかく家族になったのだから、限りある時間を楽しく心震える体験を一緒にしたいと思います

 

とにかく自己肯定感を高くもち、自尊心のある人になって欲しい

自分なんかダメだと思う事がないように生きてる事は素晴らしいと共鳴して行こうということを一番に心がけてます

 

それもこれも後々書いていく次女の事があったことと、長女に悲しい思いをさせてしまったこと、モラ夫のように劣等感の塊にはなって欲しくはない、そんなことにはさせないという強い思いからです

 

今のところ、四女はなぜか周りの人に恵まれています

放課後デイの先生も四女ちゃんにこれからもいっぱい教えたいと言ってもらえたり、担任にもとても恵まれて可愛がってもらってます

友達も沢山います

そのまま人を惹きつける魅力的な人であって欲しいとママは願っています